2019(平成31)年4月1日(月)11時41分、菅官房長官によって新元号「令和」が発表されました。ちょっと遅れたのですが、当初の予定では新元号の発表は11時30分のはずでした。これは、新聞の夕刊の〆切を考慮したのではないかとの指摘もあります。また、令和を報じた号外は大人気で人々が殺到。そんな、意外と新聞の存在が目立った日の夕刊を見ていきましょう(号外の人気に比べて、夕刊はそれほど人気ではなかったみたいですが…)。
入手した新聞一覧
・日刊ゲンダイ AB統合版
・日刊ゲンダイ C版
・夕刊フジ AC統合版
・夕刊フジ C版☆
・読売 3版
・読売 4版○
・朝日 3版
・毎日 3☆版
・東京 D版
・東京 E版
・日経 3版
970円也🤑
日刊ゲンダイ
AB統合版とC版。別の日の新聞のように、まったく違う紙面です。AB統合版は、街中のコンビニエンスストアか東京メトロ駅売店(どっちだか忘れた…)、C版はJR山手線の駅売店で購入しました。なお、まさに4月1日から、1部140から150円に値上げしています。
夕刊フジ
AC統合版とC版☆。(日刊ゲンダイと同じコメントになってしまいますが)別の日の新聞のように、まったく違う紙面です。AC統合版は、街中のコンビニエンスストアか東京メトロ駅売店(どっちだか忘れた…)、C版☆はJR山手線の駅売店で購入しました。なお、まさに4月1日から、1部140から150円に値上げしています。
読売新聞
3版と4版○。当日は、菅官房長官が発表し、12時から安倍首相が談話を発表する流れでした。1面の菅官房長官が安倍首相に差し替えられています。ほぼ写真だけを配置した2面と、社会面も写真をかなり変えています。最大手の底力を見せつけられました。
3版は駅売店で、4版は家の近くのコンビニで購入。東京圏では、1部売りの夕刊は100%に近い割合で3版です。なぜか置いている家の近くのコンビニでは、雨の時にビニールがかかっているので、宅配のルートで入荷しているものと思われます。かなり珍しいです。
東京新聞
D版とE版。記事がちょっと厚くなり、見出しがちょっと変わっている程度。 E版は、家の近くの東京新聞販売店店頭にある自動販売機で購入。文字が大きい。
朝日新聞 毎日新聞 日経新聞
朝日と日経は3版、毎日は3☆版です。4版は入手できませんでした。
朝日は、まさに4月1日から、紙面や版次の体制が変わりました。最終版の地域が縮小したようです。1面の下部に3つ同じ大きさで並んだ記事が印象的です。
毎日新聞は、一面で考案を委嘱した人の名前を載せています。毎日の前身、東京日日は昭和改元の際に「光文」の誤報をやってますから、特に気合が入っているのでしょう。 しかしながら、他紙と見比べると明らかになるのですが、毎日新聞の夕刊には総合面がありません。新元号に関する話題が載ったページは、1面と、社会面の8面、9面のみとやや寂しい印象を持ちました。
日経新聞は1版も確認できました(写真無し)が、これには令和の文字はありませんでした。
令和が終わるとき、私はこの新聞を手に取って何を思うのでしょうか。
令和の次の元号が発表されるとき、各新聞はどんな報道をするのでしょうか。
大切に、保管したいと思います。
- 2019-04-24 公開