最近よく聞いている外国のラジオ局

インターネットで聞ける外国のラジオ局を紹介しています。主に英語のラジオ局で、ほとんどが公共放送です。

香港

RTHK 3(香港電台第三台)

香港の公共放送、香港電台(Radio Television Hong Kong)の英語放送。現地では、AM 567kHz。NHK第1放送みたいなイメージ。 BBCではBBC 4にあたる。深夜や未明も含め、1日を通して毎時00分からニュースが5分流れる。

日本時間で朝7時半~9時はニュース番組の「Hong Kong Today」。NHKのおはよう日本などと比べると、淡々とニュースを読み上げていき、固めな雰囲気。日本の隣国なので、日本のニュースもかなり多く含まれる。

平日の日本時間9時から10時(Money Talk)と18時から19時(The Close)は、株式市況や経済ニュースなどの時間。経済・株式関連で1日あたり2時間も時間を取るのは、さすが世界を代表する金融都市のラジオ局だと感じさせる。Money Talkの番組は日本市場が開いている時間帯なので、当然日経平均の今の値も読み上げられるが、早口でこれがさっぱり聞き取れない。英語で日経平均が何円なのかを聞き取れるようになるのが個人的な目標だ。

それ以外の昼から深夜にかけては、パーソナリティが1人で時々会話が混ざりつつ、洋楽を流している時間帯が多い。深夜から未明は、ずっと洋楽を流している。

香港は、経済的には自由だが、政治の面では大変不自由になっているのは周知の通り。コロナ禍のころから、朝の9時00分丁度に中華人民共和国国歌が流れるようになった。また、この2年くらいでも公共広告的な内容が増えている気がする。「伝染病を媒介する蚊に注意」や「歩きスマホをするな」みたいなものから、「国旗に敬意を払おう」「立法会選挙に行って明るい未来を築こう」というようなものまで。

土曜の9時半からは「Trending China」という中国本土の話題を扱う番組もあり、香港特別行政区と中国本土、とくにThe Greater Bay Area(粵港澳大湾区、深圳など広東省の都市部と香港とマカオを一体的に扱う都市計画)の統合に注力する当局の姿勢が垣間見える。

日曜日の夕方から夜は、ネパール語ウルドゥー語など、外国語の放送もある。

ニュースの最後の天気予報では、Observatory(天文台)の今の気温と湿度が流れる(香港では、天文台が気象観測・天気予報をしている)。いつも湿度が高い。台風が近づくと特別編成になり、深夜でも随時ニュースが入る。

RTHKで芸術・音楽系のテレビ番組「The Works」も担当している、Ben Tseアナウンサーの英語がステキだと思う。それにしても、Ben Tseアナウンサーは本当に働きすぎだ。Hong Kong Todayで早朝からニュースで読んでいたと思ったら、夜のニュースも読んでいたりする。人が足りてないのだろうか。

RTHK 4(香港電台第四台)

香港の公共放送、香港電台(Radio Television Hong Kong)の音楽放送。現地では FM97〜98MHz代に中継局が多数のFM局。BBCではBBC 3にあたる(なんで数字がねじれているんだろう?)。クラシックやジャズ音楽を流していることが多い。中国の伝統音楽の時もある。私が聞く時間帯もあるだろうが、コンサートの録音が多めの印象。広東語と英語の2言語で音楽の解説が入ることが多いが、英語だけだったり、広東語だけだったり、北京語(普通話)だったりと例外も多々ある。

特徴的なのは、日曜日の昼にあるキリスト教会の礼拝の時間。オルガンの讃美歌と説法が流れる。香港はだいぶ中国色に染まったというが、この時間は元々香港がイギリス領だったことを思い出させる。

台湾

ICRT(台北国際社区広播電台)

台湾の英語放送で、正式名称はInternatonal Community Radio Taipei。現地では FM100MHz代に中継局多数。 ジングルで「FM One Hundred」と言っている。日本のラジオでコミュニティーというと狭い地域向けの放送だが、ICRTは台北・台中・高雄などの都市を含む台湾島西側では概ねどこでもFM波で聴けるらしいので、準全国放送と言って差し支えないだろう。

日本にもあるアメリカ軍のラジオ局AFN(America Forces Network)が同局の前身。そう言われてみると、ジングルがかなりジャカジャカしていてアメリカっぽい気がしてくる。アナウンサーのアクセントもアメリカンだと思う。

政府や自治体提供の番組(英語学習番組とか、客家文化の番組とか)も多いが、あくまで財団法人が運営する民放なのでCMが入る。ほとんどのCMは英語ではなく台湾華語(中国語)になる。一番耳に付くのが「移民コンサル」。留学の手配もしているようだ。日本の民放ラジオの過払い金請求の司法事務所・法律事務所のCMと似たものがある。

平日の昼間は毎時00分にニュースがあるが、土日はニュースはほとんど流れない。

洋楽を流していることが多いが、まれに日本語の歌も混ざる。急に歌詞の内容が聞き取れる感覚が面白い。

平日日本時間13時代は、「News Lunchbox」という小学生や中学生向けの英語学習番組が流れる。その他にも、教育放送的なプログラムが時折あるのが、同局の大きな特徴だと思う。

ニュージーランド

RNZ National

ニュージーランドの国営放送、Radio New Zealandの基幹放送。音楽はあまりなく、会話が中心。全然聞き取れないので内容はよく分かっていないが、NHK第1みたいな感じだと思う。ニュージーランドは日本から遠く、私が同国の社会や政治の知識が乏しいこともあり、ニュースの内容も全然聞き取れない。

毎時00分にニュースがある。ニュースの最後の天気予報が流れる。各地の天気を長々と、とても細かく読み上げるのが印象的。番組はじめの挨拶は英語に加えて(多分)マオリ語でも読み上げられる。

RNZ Concert

基本的にクラシック音楽を流している。ニュージーランドで録音されたコンサートの音源も流してくれる。

シンガポール

Money FM 89.3

傘下に多数の新聞・雑誌・ラジオ局を擁するシンガポールのSPH Media(新報業媒体)が運営する英語放送。SPHは、民間と公共折衷の、非営利組織。昼間は30分に1回、SPHが保有する英語の新聞、Straits Times(海峡時報)提供のニュースが入る。

ズバリな名前の通り、経済ニュースや株式市況が中心の編成だ。金融や投資を話題にした10分程度の番組の再放送や、音楽(洋楽)を流している時間も長め。国内向け放送なので道路交通情報が随時入る。同国の高速道路の路線名は、英語の頭文字3文字で表す。どこだか全く見当が付かない。自動車台数の抑制のために、自動車にとても高い税金をかけているシンガポールでは、とてもお金持ちの人しか車を所有できない。必然的に、リスナー層と経済ニュースとの相性は良さそうだと想像する。

色々なアクセントの英語が聴けるのも楽しい。また、お国柄か、雰囲気が陽気な気がする。天気予報の提供は、三菱電機エアコン。それ以外にも、日本の政治家の名前や企業名がちょくちょく出てくる。それだけは完璧に聞き取れる。

Symphony 924

BBC 3やRTHK 4、RNZ Concertのような、クラシック音楽を流している放送局。政府傘下のMediacorp(新伝媒)が運営している。他の国の似たようなクラシック音楽のラジオ局に比べると、かなりベタな選曲な気がする。

気が向いたら追加します

2025-11-26 公開