私が5年あまり愛用してきたRSSリーダー、Feedeenのサービス終了が発表されました。
2025年末日をもって、Feedeenを閉鎖させていただきます Feedeen Blog
理由を読むと、不可抗力としか言いようがない。まずは、運営者の伊藤さんの手術と治療が順調に進み、寛解されることを祈念いたします。そして、サービスを終了するまで8カ月以上の猶予を設けるという判断には頭が下がります。Feedeenのメンテナンスや機能追加のお知らせはいつも丁寧で、すごく誠実な人なのでしょう。その見方を強くしました。
無くなると発表された以上はしょうがないので、早速RSSリーダーの移行作業を進めているところです。
まずは、どこに移行するのか。上記のブログ記事では、Feedly、Inoreader、Feederを挙げていらっしゃいますが、愚かな私は提案をガン無視してThunderbirdのRSSリーダーにすることにしました。
Thunderbirdを使い始めたのは、およそ半年前。Windows 10の標準機能として導入されていた「メール」アプリのサービス終了が理由でした。
Windowsの標準「メール」「カレンダー」アプリが2024年末で機能停止へ – Microsoftが新Outlookへの移行を促す | XenoSpectrum
新OutlookはひどいUIなのです。メール一覧に挟み込まれて広告が入って、広告を見たくなければ金を払えという。今までのメールアプリに広告は入っていなかったこともあり、これは耐えがたい。
……話がそれてきました。Feedeenの話です。利用料は月200円、ブラウザー上で動くRSSリーダーでした。このFeedeenの凄いところは、RSSだけではなくHTMLの中のidやclassを指定して更新情報を取得するという、高度な機能がありました。このRSSのないページをRSSがさもあるかのように購読できる点がとても素晴らしかったのですが、これはなかなか代替ができず、あきらめるしかありません。Feedeenはサーバーサイドで動くので各端末間で同期が取れます。一方、Thunderbirdではローカルで動くのでそれはできません。Feedly、Feederなどと比較して、私の使い方的にローカルで動くという点はギリギリ許容できると判断しました。
いざRSSをThunderbirdに一括でインポートしてみると、フォルダ分けなどがあまり良い感じになりませんてせした(説明が雑)。Feedeenでは手あたり次第、購読していたこともあってぐちゃぐちゃだったので、その整理も兼ねてウェブサイトのRSSを1つずつ、目視で確認しているところです。そしてやっと、どうしてこのことをブログに書こうと思ったのかという話につながってくるのです。
更新が止まってしまったウェブサイト・ブログのなんと多いことか。
多西送信所も書かなくちゃなあと思って勢いに任せて書いたこの文を、2025年一発目の投稿とさせていただきます。
- 2025-03-06 公開