京阪電車とJR環状線の乗り換え駅、京橋。駅周辺には、庶民的で賑やかな商店街が広がります。商店街のアーケードから一本入ったところに、大阪万博前年に建てられた昭和レトロなラブホテル「千扇(ちせん)」は、ひっそりとたたずんでいました。
訪問したのは2023年1月29日の日曜日。千扇を丸ごと1館貸し切って、「サロン・ド・千扇/火曜サスペンスごっこ展」が開催されました。
ラブホテルだから夜の写真にしましたが、現地に着いたのは昼過ぎ。
千扇は土曜日の昼間、休憩のみ営業しています。今回のような貸し切りのイベントもたびたび開催されています。
この灯りも色気がある。
ちかちか光るお部屋へのご案内
さて、ホテルの中に入りましょう。
チカチカと光るライトに導かれて、お部屋へ向かうことになります。千扇ができたころは、とても先進的な設備、だったに違いない。当日は点滅の実演もありました。
上の写真は、正面の玄関、大階段の下に設置されている表示板です。
1階の廊下、駐車場側の入り口目の前にも同じ表示板が設置されています。ラブホテルって昔から入り口が2カ所あったんですねー。
こっちの表示板には、菱形の照明の隣にあります。唯一無二の照明でこれも見どころとのこと。
大きな階段
文化財ですね。これは。
暗いから見づらいけど、壁に貼ってあるじゅうたんがなまめかしい。鏡に映り込んで、夢の世界へと……。
千扇の照明はどれも素晴らしいのですが、この写真の左側の蛍光灯はちょっと浮いてるかも。もしかしたら、光量が足らなくて後付けしたのかもしれませんね。
奥の階段
廊下の灯り
営業中のラブホテルではじっくり見れない、廊下の灯り。
ワンピースが並べられているのは、2階の廊下。火曜サスペンスごっこの時に着用されたワンピースと写真が展示されていました。
長くなったので、次のページへ。
「#サロン・ド・千扇 と火曜サスペンスごっこ展」への1件のフィードバック
コメントは受け付けていません。