名古屋市営地下鉄の駅のホームに設置されている、古めかしいヒゲ文字風の駅名標をご紹介します。
ヒゲ文字とは?
かつて大阪市営地下鉄の駅名等の看板に用いられていた書体で、大阪市営地下鉄独自のデザインとなっており、他所では見ることのできないものとなっている。文字の左側上部に三角がつけられている等が特徴
なにわの地下鉄|データベース|ひげ文字スポット
名古屋の地下鉄の文字が、大阪の地下鉄で使われていたヒゲ文字と本当に関係があるのかは分かりませんが、似たような雰囲気があり、設置された時代も同じだと思われます。
名古屋市営地下鉄で現存する駅は?
私が把握しているのは、東山線の3駅、名城線の1駅、計4駅です。漢字で表記されている大阪の地下鉄とは異なり、ひらがなで書かれています。写真はいずれも2023年11月に撮影しました。
本陣
亀島
覚王山
他の駅と違い文字に尖った部分がありませんが、雰囲気は亀島駅と一緒なので「ヒゲ文字風」ということで。
大曽根
過去には栄駅にもあった
2018年に栄駅のサインシステムを更新した際に、ヒゲ文字風の駅名標が現れたそうです。
名古屋の鉄道136年史。1957年(昭和32年)11月15日、名古屋市営地下鉄の開業と栄町駅の駅名標。 | 稲見駅長の鉄道だよ人生は!! | 稲見眞一 | 中京テレビ
丸ゴシックバージョンもある
高畑
八田
なぜか潰されていますが、うっすら見えるという中途半端。
岩塚
- 2023-11 取材
- 2024-08-03 公開