西多摩と埼玉西部でのバスダイヤ改正のメモです。西東京バス、都営バス青梅支所、立川バス、西武バスについて。
系統番号にリンクが張っているものは、多西送信所が協力している「バス停検索」に、データの登録が完了したものです。
西東京バス
ダイヤ改正日は4月1日(土)です。
いくつかの系統で、大幅な減回(運行本数の削減)が行われました。
減回が行われる系統
- [羽31][羽32]羽村駅東口~栄町・新町9丁目循環、[羽33]羽村駅東口~西東京バス青梅営業所
- [小05]小作駅西口~河辺駅南口
- [青21]青梅駅~河辺駅南口
- [青20]小作駅西口~青梅駅
- [小02] [小03]三ツ原循環
- [御10]御岳駅~ケーブル下
増回が行われる系統
- [高月03]拝島駅~高月・純心女子学園・創価大学正門経由~工学院大学系統増回(土休日)
- [大11]八王子駅北口~東海大学八王子病院経由~日野駅増回(平日)
これ以外の系統でも、運行間隔の調整などが行われます。
運行系統の新設
- [ひ05]京王八王子駅~(ひよどり山トンネル経由)創価大学正門~純心女子学園(平日のみ)
- [拝01]拝島駅~イオンモール日の出経由~阿伎留医療センター
- [深夜急行]小作駅東口~拝島駅(深夜バス)新設(平日・土曜)
昨年3月までは拝島駅のバス乗り場は駅から徒歩2分程度のところにあり、正直不便でした。現在は道路も付け替えられて、自由通路降りてすぐに立地する立派なロータリーになっています。
前回のダイヤ改正でも拝島駅発着の系統には大きく手が加えられましたが、今回も変更点が多いです。
新設の拝島駅~イオンモール日の出経由~阿伎留医療センターは、昼間時のみですが、毎時1回程度運行されます。五日市線に並行した経路ですが、いったいどれほどの利用があるのかが興味深いところです。
小作駅東口~拝島駅の深夜バスは、珍しいことに「上り」終電後です(下りの深夜バスは、すでに設定されています)。細かくダイヤを読んではいませんが、回送の営業化のような予感がしています。乗る人いるのでしょうか。
都営バス 青梅支所
[梅70]、[梅77]、[梅01]、[梅76丙]の各系統で、運行間隔の調整が行われるのみで、小規模なものとなりました。
立川バス
4月12日と、遅めの発表となりました。改正があったのは、昭島駅北口、箱根ケ崎駅西口、福生駅東口、羽村駅東口発着の各系統ですが、いずれも小規模なものとなっています。
西武バス
ダイヤ改正日は営業所ごとに異なり、3月25日(土)または4月1日(土)です。
運行系統の廃止
- [羽20] 羽村駅東口~三井アウトレットパーク入間線(土休日のみ運行の途中無停車系統)
3月26日(日)をもって運行を終了し、31日(金)づけで廃止されました。立川駅からの系統を利用するよう案内しています。
運行系統の新設
埼玉県が進める「元気なバス需要創出モデル事業補助」を活用した路線とのこと。今後5年間にわたり、埼玉県と入間市より補助金の交付を受けて営業します。
このエリアでは、[飯21]飯能駅南口~美杉台ニュータウン~大河原工業団地東が2012年8月16日に延伸しています。[飯21]の運行本数は、開業時にはわずか数往復だったのが、現在では毎時1往復以上となっています。
今回延伸部分の[飯22]独自区間、大河原工業団地東~クラウンパッケージ前も現在のところ回数は少ないですが、沿線では工場・事業所の立地が急ピッチで進んでいます。[飯21]のように、今後運行回数が急増する可能性があります。
運行変更
三井アウトレットパーク周辺の交通渋滞が著しいため、土日祝日ダイヤに準急を設けます。準急は、「人事院研修所」「船久保工場前」を通過します。
- 2017-04-03 初版
- 2017-05-28 立川バスなど追記