新栄団地(朝日バス)

給水塔とバスの組み合わせが見られる、団地の折返所です。

名称 新栄団地
よみ しんえいだんち
所在地 [geo_mashup_map]
事業者 朝日バス(越谷営業所)
発着系統 新田01
次は 新栄小学校前
新田駅東口まで 約15分 206円
取材日 2018-02

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この折返所は、日本給水党関東支部主催の給水塔ツアーの行程で訪問しました。団地を建てるにはは大きな敷地が必要です。まとまった敷地を確保できるのは、駅から離れたところが多くなります。駅から離れたということは、住民の輸送手段としてバスの折返所が設けられることがとても多いのです。このような経緯で、団地にバスの折返所はよくありがちな存在なのです。

草加市の東武スカイツリーライン新田駅から、バスを乗って15分ほど。楕円形をした団地の敷地の西に、新栄団地の折返所があります。

折返所から発車する新田01系統に加えて、なぜか折返所から少し南に行った路上に、東武バスの[川10]川口駅行の乗り場があります。全日を通して1日5回以下とかなり少ないです。下記の写真で折返所は、セイムスの看板の向こう側になります。

新田駅までは直線距離で2.7kmほどあるのに対して、埼玉スタジアム線戸塚安形駅までは1.3kmではありますが、バスを見る限りでは東武線の強い地域ということでしょうか。

この折返所の良いところは、写真に映える要素が詰まっている点ではないでしょうか。乗務員さんの詰所に寄り添うように立つ堂々とした木に、奥には立派な給水塔。

ちょうど団地全体でお色直しが行われていて、下の写真の住棟(それに加えて、多分郵便局も)は色が塗り替えられて綺麗になっていました。昭和な雰囲気を味わいたい給水塔ツアーのメンバーには不評ではありましたが、裏を返せば当分の間はこの団地と給水塔、バスと折返所の組み合わせが見られるということでもあります。

乗務員さんの休憩用の建物は、折返所と道路に囲まれた中州に建っています。

かなり屋根は長めで、雨の時でも安心です。団地の中の通路から続くレンガ敷きと、大雑把な縁石やガードレールの区切りから、東武バス直営時代から変わらぬ雰囲気を感じとれます。

 

  • 2018-02-27 公開