食もすっかり名古屋人だがね

この記事は、ごちそうフォト Advent Calendar 2021の20日目の記事です。

こんにちは、にし(@westantenna)です。

2020年の春に名古屋へ引っ越してきて、1年半以上が経ちました。今年(2021年)のごちそう活動で気をつけたのは「名古屋らしいものを食べる」ということです。僕の大好きなラーメンショップ(ラーショ)系のお店は、名古屋にはあまり多くありません(食べてないとは言ってない)。

豪華にネギ味噌チャーシュー。名古屋市緑区のネギいちラーメン鳴海店で
トンコクのネギラーメン。名古屋市中区のサンチンで

東京に住んでいたとき、よくお世話になった福しんや日高屋、ぎょうざの満洲のような男一人向きの安価な中華料理店も、名古屋にはあまり見当たりません。

いや、違う土地に来て、我を通しすぎるからいけないのです。名古屋には、ユニークでおいしい食文化がたくさんあります。名古屋のごちそうを血と肉として、コロナ禍にも負けずに楽しく食べました。

モーニング

名古屋人の朝は、モーニングで始まります。喫茶店のみならず、うどん屋やスーパー銭湯の食堂にもメニューにモーニングはあって、人々のモーニング愛がこの地にはあふれているのです。

(ちなみに、ここで紹介しているのは全部モーニングセットで、コーヒー料金に100円から200円程度追加料金を払うと提供されるメニューです)

ピザトーストのモーニング。サラターとヨーグルトも付いて、バランスも良くて好き
和風モーニング。スーパー銭湯の食堂で
サンドイッチのモーニング
味噌汁はもちろん赤だしの和風モーニング
カリカリ目玉焼きのモーニング
ヨーグルト付きのモーニング

昨年、喫茶店には片手で数えられるほどしか行かなかったのを考えると、とてもたくさん食べました。なんと一番よく行っている喫茶店では、何も言わなくてもホットコーヒーとトースト、ゆで卵が出てくるようになりました(家の場所がバレると怖いので、その写真はナシで)。常連ってやつだ!

ラーメン

外食で外せないのはやっぱりラーメン。名古屋名物のラーメンといえば台湾ラーメン…だけじゃないんだなあ。

台湾ラーメンを食べていないとは言ってない

好来系

名古屋市中区の蔘好来で。薬膳系とも言われる、ごくごく飲めてあっさりとしていながらも味わい深いスープと、大きいメンマ、チャーシューが特徴的。メニューが「松」「竹」「梅」などと呼んだり、壁にありがたいお言葉が貼ってあるのも好来系の店舗の特徴。来年は、好来系の店を巡ろうかと思ってます。

玉子とじラーメン

名古屋市中村区の「元祖」である萬珍軒で。玉子の優しい口当たり!

スガキヤ

スガキヤはラーメンではなくスガキヤという独立した分類ともいわれますが、ともかく、SugakimaII Sugakiya x 聖飢魔IIの特別メニューはどっちも食べました。

赤ラーメン(唐辛子)
黒ラーメン(胡麻)

うどん

名古屋はきしめんだけじゃなくて、うどんも美味しい。

天香露(ころ)うどん。冷たいうどんを「香露」という。由来は不明
カレーうどん。ちゅるちゅるうまうまーの歌で洗脳してくる若鯱家で
湯気でぼやっとした写りの味噌煮込みうどん

定食

チェーン店じゃないお店で定食を食べるのも好きです。味噌汁が赤だしだったり、カツに味噌がかかってたり、コショウがやけに強かったりすると、勝手に名古屋っぽさを感じて晴れやかな気持ちに。

魚が名物の居酒屋の定食。サラリーマンで混んでいた。大人の贅沢
定食屋の味噌カツ。ガッツリ小うどんに変更
歴史ある洋食屋。素っ気なさだからこそ、際立つ美味さ
さびれた商店街の定食屋。素朴な味わいが最高
威勢のいい居酒屋の定食。赤だしに、コショウ効きすぎのもやし炒め。味付けがすっごい名古屋
タバコの煙でモクモクの喫茶店の定食。コーヒーゼリーが特に美味い

来年も楽しく食うぞ

今年は、新型コロナで遠出が難しい環境にしては、たくさん食べることができました。お腹周りがぽっこりしないように気をつけて、来年も元気にたくさん食べます。

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