重要な変更
2018年4月
April 2018 Updateからは、「Windows Store」からフォントのダウンロードができるようになりました。
下記のページなどを参考にしてください。
- 機能強化したWindows 10の「Windows Store」で新しいフォントや言語パックを入手しよう | できるネット
- 次期Windows 10では、ストアからフォントをインストール可能に ~Insider向けにすでにテストを開始 – PC Watch
2019年3月現在のやり方。Windowsストアで「フォント」と検索します。
「新しいフォントを探す」のボタンを押すと、一覧で表示されます。無料のもあれば、有料で販売しているものも。
数は少ないなりに、増えてはきていますね。日本語も入るようになれば面白いのですが。あれ、Neue Haas Groteskは一覧に無い……おとなしく(?)、Arial Novaでも使っておきましょうか……。
2016年10月
アニバーサリー アップデート(バージョン16.07、Redstone1)でこの機能はいったん削除されましたが、10月下旬頃? に復活しました。
マイクロソフトコミュニティーの、参考になるページにリンクを張っておきます。
本題
(以下の内容は、2015年下半期~2016年上半期の状況です。)
フォントが劣っていると言われ続けてきたWindows。実は、Windows 10から高品位な欧文書体が大幅に増えていたのです。ですが、自らインストールしなくてはいけないし、その情報もないという何とも勿体ない状態になっています。
この機能を発見したのは、「設定」を色々と弄くっている時のこと。「なんだこれは!」とググったところ、あまり情報は多くなく、よくまとまっていると言えるのはこれくらい。フォント好きはMac率が高いから、話題にもならないというわけですね(´・ω・`)
インストールの仕方
(以下、画像リンク切れ)
1. まず、「オプション機能」という設定画面に飛びます。検索窓に入れるのが一番手っ取り早いです。
2. こんな画面になります。「機能の追加」を押します。
3. 色々な項目が並んでいる中から、「ヨーロッパ各国語追加フォント」を選んで、インストールを押します(画像は、既にインストールが済んだ状態で撮ったものなので、アンインストールになっています)。
特に再起動とかは必要ないはずです。回線の状況にもよるかと思いますが、すぐにインストールが開始され使えるようになります。
フォント一覧
一部の斜体(イタリック)は載せておりません。ご了承ください。
Arial Nova, Georgia Pro, Gill Sans Nova
超有名なHelveticaの代替書体が進化! Arial Novaには、長体(コンデンス体)とウェイトLightが搭載。
Georgia ProとVerdana Proは、ネットでテキトウに調べたところ、2010年に発表されたもののようです。オールドスタイルの数字や、合字など豊富な機能で、マイナーな言語や複雑な組版でも使えます。
Mac OSには搭載されていたGill Sansもあります。Macと微妙に搭載しているウェイトが違うので要注意です。
Neue Haas Grotesk Text Pro, Rockwell Nova, Verdana Pro
で、個人的に最も注目なのが、Neue Haas Grotesk。詳しいことは……私はよく知らないので、下記を見てください。
RegularとBoldの2ウェイトとはいえ、Windowsでこんなフォントが簡単に使えるようになるとは。ビックリ。
Rockwellは、Macにも入っていないようです。歴史のある書体ですね(これも詳しく知らないからあとは調べて)。
なお、Neue Haas Grotesk以外は、ギリシャ文字とキリル文字も入っています。
どうして元から入ってないの?
わざわざインストールとかさせないで、はじめから入れておいてくれればいいじゃん、と私も思いました。
なぜ、初めから入ってないのか。可能性の一つとして考えられるのは、「出来るだけOSの容量を減らすため」ではないか、ということ。
現に、メイリオやMS ゴシックなどの書体は「日本語補助フォント」という扱いになっています。日本語以外の環境の初期状態においては、日本語書体は游ゴシックとYu Gothic UIしか入っていない、ということなのでしょう。
追記:こんな記事も見つけました。