江古田操車所(都営バス)

住宅街の真ん中にある折返所です。味のある設えの建物が歴史を感じさせます。

名前 江古田操車所
よみ えごたそうしゃじょ
最寄停留所 江古田二丁目
所在地 東京都中野区江古田2丁目10
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事業者 都営バス(練馬営業所)
発着系統 [池65] (練馬車庫)~江古田二丁目~落合南長崎駅前~目白駅前~池袋駅東口(毎時約4〜6回)
次は 江古田一丁目
目白駅まで 約15分
池袋駅東口まで 約28分
取材日 2016-01
リンク先は、バス停検索。全国の路線バス停留所位置を地図や住所から探せます。

閑静な豊多摩の操車所

[池65]系統の実質的な終点である操車所。西武新宿線の沼袋駅から北に1km弱に立地する。地下鉄大江戸線のしん駅からは南に1.5km、西武池袋線の駅からも南に2km弱。読み方が微妙に違うのが興味深いです。

すぐ近くには関東バスの丸山営業所もあります。周囲は住宅街で、妙正寺川が近いです。高度成長期に急速に都市化したようで、家々の間の道は細めで、曲がりくねっています。典型的な豊多摩地域の街並みです。

そんな街を東西に横断するのが、新青梅街道(東京都道440号落合井草線)です。新青梅街道と聞くと、片側2車線で大型車両が行きかい、ロードサイド店舗が立ち並ぶ風景を(少なくとも私は)想像してしまいますが、江古田の新青梅街道はちょっと交通量の多い片側1車線のバス通りです。

江古田操車所は、そんな通りから十字路を少し北へ行ったところにあります。右手には2階建てのアパート、左手と向かいには中規模の集合住宅があり、家々に挟まれた操車所です。かなり人目に付きにくそうな立地です。

広さは前後2列にすれば何とか7台入りそうな程度。池65の運行本数は終日にわたって一時間あたり4~6本くらい。それに、その全てがこの操車所で折り返すわけではないので(後述)、それを考えれば十分な広さでしょう。「東京都交通局 江古田操車場」と壁に直接書かれた平屋建ての建物があり、私が訪れたときには協力会の誘導員さんが一人、折り返しの発車時間を待つ乗務員さんが二人、談笑していました。

都営バスは、局内では「操車場」と呼称しているらしいですが、旅客向け案内(停留所名)では「操車所」で統一しています。なので、当サイトでは都営バスに関しては操車所で統一します。

都心へ向かう系統が発着

江古田操車所に出入りする系統は、練馬支所の池65系統のただ一つだけ。元々の系統番号は20番なので、戦後すぐには存在した、歴史ある系統です。江古田が住宅街になったのは高度成長期なので、出来た当時は、都心を出発し、畑の中を通っていくのどかな系統だったのでしょう。

現在、起点は練馬車庫ということになっていますが、練馬車庫から江古田操車所近くの江古田二丁目停留所までは、出入庫系統のような扱いで十五往復少々。走る時間帯もバラバラです。

操車所最寄りの江古田二丁目の停留所には、都バスのポールのほかに関東バスのポールもあり、中41など中野駅方面に行くバスなどが経由します。

特筆しておきたいのは、都バスとしては終点となる方の江古田二丁目のバス停で、都バス、関東バスに加えてなんと京王バスの中92系統が止まります。中野駅行きは違う道路を通るため、練馬駅行きのポールのみが立っています。時刻表を見ると昼間時では、毎時6回と多めです。

池65の車窓風景

江古田二丁目を出発した池65は、中野区立第七中学校の左を通り、さらに少し進むと関東バス丸山営業所があります。営業所の出入り口の先に丸山営業所停留所があり、新宿駅に至る関東バスの宿02系統の起点ですが、都バスは通過。

この先の風景は、あまり代わり映えがしない住宅街が続いていきます。落合南長崎駅前で乗車が多いあり、車内が賑やかになりました。次の南長崎二丁目では練馬車庫から来た白61系統も加わり、その少し先では宿02や国際興業の池11が分かれ、都バス単独区間になる。環状六号山手通りを超えると、通りの名前が新青梅街道から目白通りに変わります。集合住宅や雑居ビルが多くなってきかとと思うと、目白駅前に到着。ここで多くの人が下りて、ちょっと車内が空きました。

右に学習院を見ながら東へ進み、交差点を左に曲がり下ると千登世橋。都電の鬼子母神前は乗換で、メトロの雑司が谷駅のすぐ近く。全部名前が違っていてややこしいかもしれません。都電は右に折れるがバスはそのまま直進して、大きなビルがどんどん増えてくると池袋駅東口に到着、となります。

  • 2016-02 同人雑誌『ウオサオ01』に掲載
  • 2017-07-08 修正
  • 2017-08-02 修正
  • 2017-08-02 中92系統の記述に誤りがあったため、削除・訂正
  • 2017-12-22 地図を差替え