私の使ってきたシャープAQUOSのスマートフォンへの印象の書きなぐり。自分用のメモです。
AQUOS sense plus(SH-M07)
2018年9月に新品を購入。諸元は、151×71×8.9mm、157g、ROM 32GB、RAM 3GB。
「ワンランク上の上質」というコンセプトで、初めて触ったときはまさにその通りだと思いました。デザインもそれなりに良く、カメラもそれなりに良く、電池持ちもそれなりに良い。
買ったときは十分に思えましたが、このスマホの欠点はROMが32GBしかないというところ。しばらく使っていて入れているアプリが増えたりOSのアップデートがされるなどすると、容量が決定的に足りなくなってきました。全般的な動作も重くなってきて、新しいのを買おうかなと思うようになりました。
現在は手元にありません。全く使いどころもなくなってしまったので処分してしまいました。傷あるしバックライトのムラもあるしでどうせ値段はつかないだろうとダメもとで買取に出したら、3,000円で売れました。とても古いものであってたとしても、動作すれば値段が付くのが、スマートフォンというものらしいです。
AQUOS sense4(SH-M15)
2021年4月に新品を購入。諸元は、148mm×71mm×8.9mm、177g、ROM 64GB、RAM 4GB。
このスマホの売りは電池持ち。レンズが望遠、常用、広角と3つも付いているのも大きな特徴です。
特に不自由なく使っていましたが、2年くらい使ってると若干動作の遅さを感じるようになります。職場でも友人でも、周りの人はほとんどが高級なiPhoneユーザーということもあり、スマホにお金をかけてもいいのかなあという訳の分からない考えが芽生えてきました。そして、なぜかiPhoneではなくAQUOS Rを買おうと決めたのです。逆張りオタク……(?)
2025年6月現在でも、ネットラジオ再生用端末としてスピーカーに接続して家の中で使っています。4年経っても電池持ちは良好で、サブ機としては許容できる動作感。レンズ3つもあるのは2025年から見ると過剰かも、画面も写真の写りも全般的に彩度強すぎかも、などど注文をひねり出せば無くはないですが、5年も前の4万円代で買った端末であることを思い出しましょう。本当にコスパが良い機種です。
AQUOS R6(SH-M22)
2023年6月に美品の中古を購入。諸元は、162mm×74mm×9.5mm(突起部除く)、207g、ROM 128GB、RAM 12GB。
ハイエンド機であり、4万円代で購入したsense4のおよそ2倍の値段がしました。
一番の売りは、スマホ最大級を誇る1インチセンサー。確かに写りはとても良いです。暗いところでの撮影でも、ノイズの無さとクリアな写りは抜群です。しかし、私の使い方ではオートフォーカスの微妙さやピントの甘さのほうが気になってしまいました。センサーサイズは大きければ良いというわけではないのでしょう。
日常使いでちょっとつらいのは、電池持ちがあまり良くありません。電池の容量は5,000mAhと十分のはずですが、「画面」「アイドル状態」「モバイルネットワーク」がどんどん電池を消費していきます。セルスタンバイ問題か? とも疑いましたが、そもそも何年前の話題だよって感じだし、SIMフリースマホを大量に世に出してきたシャープでそれはありえないでしょう。結局今に至るまでよく分からず。あまり良くないとはいうものの、電池は1日は持ちはします。ただ、sense4の持ちの良さをもう知ってしまっているのです。
左右両端が曲面の有機ELモニターも極めて美しく見えますが、画面の描き換え頻度を調節して電池持ちをよくするという「アイドリングストップ機能」が悪さをしているのか、時々ちらつきを感じます。この機種はシャープがスマホに有機ELを使い始めて最初期の製品であり、まだこなれていないところがあったのかもしれません。
それと、単純にデカくて重い。
このスマホが内蔵しているCPU、Snapdragon 888の演算能力は、sense4が搭載するSnapdragon 720Gの2倍を超えます。3DのリッチなゲームをすればきっとR6の性能の良さを理解できたのでしょうが、私はゲームはDuplingoくらいしかしません。sense4と並べれば間違いなく動作はキビキビしてます。それは分かりまずか、十分活かせていないもどかしさ。
さらに残念なことに、2025年5月下旬、AQUOS R6の画面端部に色が黒色から変わらない故障が発生してしまいました。
AQUOS sense7(SH-M24)
2025年6月に中古の並品を購入。諸元は、152mm×70mm×8.0mm、158g、ROM 128GB、RAM 6GB。
購入時点での最新機種はsense9、つまりsense7は2世代前かつ買ったのは傷ありの並品だったので値段は2.8万円でした。この数年でスマホの中古市場はとても成長しましたね。新品を買う気にはなれません。
この記事公開時点でsense7はまだ使用していませんが、多分すごく良い使用感に違いありません。
AQUOSのどこが良いか
- モバイルSuicaが使える – とっても重要。一回使うと無い暮らしは考えにくいほどに
- フォントが新ゴ – 個人的には意外と大きいポイント
- 元々日本の会社 – 今は台湾資本。経営はあまり良くなさそうで、応援したいなあと(だったら新品を買え、それはそう……)
- 2025-06-03 記事公開