埼玉新聞 千葉日報 とは

 

埼玉新聞、千葉日報のことを説明いたします。

おことわり

埼玉を先にしたのは、我が家から埼玉の方が近いから。それ以上の意味はないので念のため。

はじめに

関東地方1都6県のうちの6県全てに「県紙」がある。しかしながら、全体的に影は薄めで、県内占有率1位なのは上毛新聞と下野新聞だけ。

茨城新聞の占有率は案外高くないが、それほど低いわけでもない。

東京新聞(ブロック紙)は東京の地元紙だとアピールしてはいるものの、近年(東電福島原発事故後)は左よりの新聞というイメージが大きくなり、独自の存在感を築きつつある。

神奈川新聞も同じく左派的な色を濃くしており、単なる地元紙とはやや違う存在感がある

一方、相対的に、(筆者の主観ですが)埋没気味のようなのが、埼玉新聞と千葉日報。どちらの県とも「都民」が多いのも、県紙にはつらい環境だ。

共通点

同じような境遇だからか、共通点がいくつか見つけられる。

双方とも一般的な県紙よりちょっと薄めの20面が通常。1面下のコラムはあるが、社説はない。執筆できる力が無いということなのか(東京はもちろん、上毛、下野、神奈川、茨城には社説あり。社説が無いから政治的スタンスが無いわけではなく、埼玉新聞の報道姿勢は右より。千葉日報は大体中道か)。

スポーツ面が面数のわりには充実している。埼玉は西武ライオンズ、千葉はロッテマリーンズびいきなのは当然。公営ギャンブルにも力を入れていて、加えて埼玉は少年・学生スポーツ、千葉は釣り情報(毎週金曜日)を載せることがある。

組版

千葉日報は12段12字詰めと一般的だが、埼玉新聞は12段13字詰め。12段13字詰めはちょっと小さめではあるが……それ以上に大きな問題がある。

埼玉新聞の版面はかなりダサいのだ。行間はやけに狭いし、本文の文字はかなり細い。その一方見出しはアキをとらずにギッチリ入れるから、見出しと本文の差(ジャンプ率)が大きすぎる。見出し、本文とも、どこのメーカーの書体なのかよくわからないが荒削りで、アウトラインがガタガタした文字もあって、良いとは言えない。印刷も網点が粗くて、さらに印象を悪くしている。いいかげん組版のシステムを変えた方が良いと思うが、その前にも見出しの入れ方や間のとりかたなど、出来ることはありそう。

なお、千葉日報の書体はモトヤ。見出し・本文とも新かなで統一している。シーダ・マルベリ・アポロを見出しに使うこともあって、品が良くオシャレだ。2016年の5月からは、日本経済新聞社の印刷工場に委託して印刷してもらっているようだ。

おわりに

宅配の値段はあまり変わらないが、埼玉は1部110円、千葉は120円となっている。ちょっとお出かけした時には、駅の売店を覗いて、手に取ってみてはいかがだろうか。

 

  • 2016-08-30 初版
  • 2017-07-07 修正